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北海道の屋根修理訪問販売トラブル【2026年版】手口・断り方・クーリングオフの使い方

🗓 公開:2026年2月28日 ✏️ 更新:2026年2月28日

屋根修理の訪問販売トラブルは北海道全体で増加しており、旭川市・函館市・小樽市でも毎年多数の相談が消費生活センターに寄せられています。「無料で屋根を点検します」という言葉から始まる訪問販売には、知っておくべきパターンがあります。

1. 北海道での訪問販売の典型パターン

北海道では暴風雪・大雪直後に訪問業者が急増します。3つの典型パターンを知っておくことで被害を防げます。

①「近所で工事中に屋根の異常が見えた」:実際には近所に現場がない場合が多い。屋根に上がった際にわざと板金を曲げて「証拠」を捏造するケースが報告されています。
②「すが漏れは屋根の構造的欠陥」と虚偽説明:すが漏れの原因(断熱不足)を「屋根全体の寿命」と偽り、不要な全面葺き替えを提案。無落雪屋根のダクト詰まりで解決する問題を大工事に仕立てるケースも。
③「今日中に契約すれば割引・今年内の工事枠が残り1件」:施工可能期間が限られる北海道特有の事情(春〜秋のみ)を悪用した時間的圧力。SNSで実行役を募る組織的犯罪による被害も増加中。

2. 特定商取引法とクーリングオフ

訪問販売で契約してしまっても、法律で守られています。

項目 内容
クーリングオフ期間法定書面受領日から8日以内(無条件解除)
「資材を発注済み」は無効業者が何を言っても8日以内なら解除できる。法的効力は維持される
通知方法書面(ハガキ可)を特定記録郵便または簡易書留で送付。メール・口頭は証拠が残りにくいため書面推奨

3. その場での正しい断り方

✅ 効果的な断り文句①:「屋根には上がらないでください。必要なら自分で手配した業者に診てもらいます」→屋根に上げないことが最重要。
✅ 効果的な断り文句②:「会社名と連絡先を書いた資料を置いていってください。検討して連絡します」→業者の素性を確認してから判断できる。
✅ 決定打:「親族が付き合いのある業者がいるので、そちらに相談します」→これ以上追客できなくなる断り方として効果的。

4. すでに契約してしまった場合

📋 STEP 1:契約書面の日付を確認。受領から8日以内ならクーリングオフが可能。書面(ハガキ)を特定記録郵便で送付。
📋 STEP 2:8日を過ぎた場合は「北海道消費生活センター(0570-090-110)」か「国民生活センター」に相談。不当な解約金請求には応じないよう助言が受けられます。
📋 STEP 3:工事が始まっていても未完成部分についてはクーリングオフまたは交渉が可能な場合があります。専門家への相談を推奨。

よくある質問

屋根の無料診断を依頼したら、後で費用を請求されました。払う必要がありますか?+
事前に費用の説明がなかった場合は、支払い義務はありません。請求を受けた場合は消費者ホットライン(188)または最寄りの消費生活センターに相談してください。
クーリングオフをしたいが、業者が「工事はもう始まっている」と言っています。+
工事が着工済みでもクーリングオフは原則可能です(書面を受領した日から8日以内)。工事費の一部を請求される可能性については消費生活センターに相談してください。
火災保険の申請を業者に任せてしまった。問題ありますか?+
保険申請の代行は保険業法違反になる場合があります。また虚偽の損害状況で申請した場合、契約者(依頼主)も詐欺の共犯とみなされるリスクがあります。申請は保険会社に直接連絡して自分で行うことが原則です。

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